『RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発』第II部読了

「仕事で忙しい」という最悪の理由により全然勉強してなかった件。Rails本、やっと第II部読み終わった……。

わーすげー簡単にまとめてしまった。全体の感想としては、とにかく何かと簡単かつ便利。自分でコーディングが必要な範囲は最低限。Javaでウェブアプリを組んだ経験があり、そのときはMVCそれぞれのファイルを全部イチから手で作っていたわけだが、RORではrails generate scaffoldで一発である。なんてこったい。しかし逆に言えばアプリの構造自体は全部任せて、中心的な機能や外観のコーディングだけに集中できるんだから、効率が良いわけで。

SCSSとかAjaxとか、ウェブアプリを作る上でよく使われる技術が標準で備わっているというのも利点だろう。だから覚えることも多い。SCSS、Ajax、あとはDBもか。DBはSQL文を直接発行するようなことはないように組まれているけど、has_manyとか正しく書くためにはDBの構造あたりを正しく知っていなくてはならない。うむ、これからいろいろと学ばなくては。

しかしこの本、いきなり実例から入ってしまうので理解がしやすいやらしにくいやら。実際に何か作りながら説明していく本というのは少なくないが、この本は第III部でRails全体の詳説が入る。「ここで入れるなら先に解説してくれよ!」と個人的には言いたい。いきなり知らないメソッドをバシバシ盛り込まれてどんどんコーディングを進められるより、そもRailsとはどういったディレクトリ構造になっていて、どういった動作をするものなのかという中身を知ってからの方が実例を理解しやすいのではと思う。まぁこのへんは好みか。

第III部を読みつつ、そろそろとりあえず何か作ってみてもいいかもしれない。SCSSやAjaxを知らない以上、見た目にこだわったりとかはできないけど、とにかくアプリっぽいもの、データを追加して編集して表示させてっていうものをまずは作る。9月はそれが目標だなー。