Best buy and Subscriptions 2020

一昨年より、年末にサブスクリプション契約をまとめるエントリーを上げているので今年もやってみる。今年はついでに、あんまりこれまでやったことがなかった「今年買ってよかったもの (Best buy) 」もまとめてみた。ステイホームにより、普段あんまり買わないものをそこそこ買ったので、せっかくなので紹介してみよう、という思い。

Best buy 2020

WFH 関連の物品については、 WFH を始めて半年が過ぎ、調えたり諦めたりしたこと | the world as codeCOVID-19 とリモートワーク - 設備だけではなくルーチンも大事 | the world as code に書いているので除外した。とはいえ、ほぼおうちグッズしかない。

デンタルフロス

地味だが今年一番買ってよかったかもしれない。

昨年、親知らずを抜くために歯医者へ10年ぶりぐらいに行ったところ、治療が終わっても定期検診の予約をその場で4か月後に入れさせられるタイプの歯科だったので、そのまま定期的に通う習慣ができた。そのなかで歯科衛生士に強く勧められてフロスを使い始めた。

デンタルフロス、歯と歯の間にねじ込むのが少し怖くて使うのを躊躇していたのだけど、いざ使うとびっくりするぐらい汚れが取れる。電動歯ブラシを使ったり、それなりに歯磨きに気は遣っていたけど、それでも歯間って磨ききれないのだということを理解した。なんでも日本人はデンタルケアのリテラシーが低く、フロスもあまり使われていない(僕も使っていなかったし)そうだが、これは絶対使ったほうがいいと思うようになった。

ちなみにP字型ではなくY字型のものがいいとのこと。奥歯に使うとき、どちらが使いやすいか想像するとわかりやすい。最も良いのは、常に真新しいフロスを歯に当てて使えるリールタイプだそう。

HASAMI

Image from Gyazo

波佐見焼の陶磁器ブランド。実家を出てから10年ぐらい、食器は実家から持ってきたものと、1番くじなどで手に入れたものを使い続けていたのだが、ここらで統一感のあるシリーズで揃えるのもいいか、と買ってみた。

そもそも食器の知識が一切ないとこから始まったので、〇〇焼と付くような日本の焼き物は白地に青、みたいな保守的なイメージしかなく、こういうモダンなデザインがあること自体知らなくて驚いた。高いものが欲しいわけではないので、形状のバリエーションがあって、シンプルなものを探していて HASAMI をチョイスした。使い勝手は良いし、ネイビーの皿に載せるとだいたいのものが映える感じになって食事が楽しい。

最後まで比較していたのが美濃焼の SAKUZAN DAYS 。こちらもカラフルで好き。

H&F BELX のノンカフェインティー

家で仕事をするときに飲むものはコーヒー、炭酸水、ノンカフェイン or 低カフェインのお茶の3種類。コーヒーはカフェイン摂取量の都合上、1日2杯と決めているし、炭酸水はお金がかかるのでお茶が一番飲む機会が多く、いろいろと探した1年だった。

ノンカフェインのお茶が最近は増えていて嬉しい。特にこの H&F BELX はノンカフェインティー専門の店で、種類がかなり豊富で飽きない。特にルイボスをベースにフレーバーを付けたお茶が多くあり、紅茶代わりのアールグレイや、甘いものが欲しいとき用のピーチなどが気に入っている。難点は店舗数が少ないこと。

他の店だと、無印良品にもノンカフェインティーが多く、トウモロコシ茶や韃靼そば茶をよく飲んでいる。

ネスレ アールグレイポーション

お茶絡みでもうひとつ。水や氷で割るとアイスティーになる、濃縮紅茶のポーション。昔からティーソーダが好きなのだが、あれはあんまり売っているものではないので、夏場はこれをウィルキンソンの炭酸で割って飲んでいた。人工甘味料が入っているし、そこまで香りがいいわけではないのだが、僕には十分。

極 お米保存袋

お米を冷蔵庫で保存したいけれど、大きな容器を入れられるほど冷蔵庫に容量がないんだよな、という長年の課題が解決した雑貨。ジッパーと空気弁が付いていて、最小限の容積でお米を冷蔵庫に保存できる。レビューを見ると「すぐに破れた」「ジッパーが閉めにくい」といった声もあるけど、特に問題なくもう半年以上使っている。破れたら買い換えるのも、この価格ならいいかな、と思っている。

Subscriptions 2020

昨年との diff です。

 1  * Day One (¥2,800 / year)
 2  * MoneyForward プレミアム会員 (¥500 / month)
 3  * Nintendo Switch Online (¥2,400 / year)
 4  * Amazon Prime Student (¥2,450 / year)
 5  * Spotify Premium Student (¥480 / month)
 6  * シネマシティ (¥1,000 / year)
 7  * Dynalist Pro ($7.99 / month)
 8  * dアニメストア (¥400 / month)
 9  * freee (¥1,980 / month)
10  * メールマガジン「読書日記/フヅクエラジオ」 (¥800 / month)
11- * Online Learning with O’Reilly (about $500 / year)
12+ * ATOK Passport (¥300 / month)
13+ * IFTTT Pro ($1.99 / month)
14+ * Association for Computing Machinery ($99 / year)

唯一解約されている O'Reilly は 一番下の ACM への乗り換えなので、実質的に今年は解約がなかった。安定してしまった。 ACM と O'Reilly の関係についてはもう有名な話なのでググってもらえると。

O'Reilly 、いくら読み放題と言っても値が張るし、そこまで読まないし、ということで長年躊躇していたが、いざ契約してみるとこれは「読み放題」であることが価値、というよりは、「数万冊のクオリティがある程度保証された技術書を横断検索できる」ことに大いに価値があった。ググる代わりに、オライリーを横断検索する権利を買う、って考えると「あ、安いかも」って思える。特に今年は Kubernetes に入門した年だったのでいろいろと悩む場面があり、そのたびにここで検索して複数の書籍から情報をピックアップして使っていた。

追加した ATOK Passport は、 Google 日本語入力の開発が滞っている、というような話を夏頃目にして、まぁ確かに、というのと、他の IME も試してみるか、というところで使ってみている。ただ正直、そこまで変換精度優れているか?という疑問がある(数学、コンピュータ系のちょっと込み入った単語になると全然変換されない)のと、設定項目が多すぎるのとで、首を傾げながら使っている節は強い。

IFTTT は突然有料化されてしまい、もう何年も使っているので急に手放すこともできず、お金を払い始めた。最初の年は自由に価格決めていいよ、ってことだったので最低価格にしている。

つい先日 「サブスク」費用を全部足し算したら、けっこうキツい - ケータイ Watch という記事が話題になっていて、まぁこの記事はモバイル回線みたいな「それ生活費じゃない?」みたいなとこまでサブスク扱いしていてもにょる部分はあるのはあるんだけど、最近なんでもサブスクというか、月額課金制になりすぎじゃないかな、という感覚は強い。経営知識がないので、買い切りから月額制に切り替えるのってどういうメリットがあるのかいまいちわからない。毎月拠出可能な固定費なんて上限があって、その中で何を契約するか選ぶわけだから、月額制にすると例えば ATOK が全然違う領域のdアニメストアと比較検討されたりするわけで、不要な競争生じてない?とか思ってしまう。どうなんだろ。消費者的にも ATOK よりdアニメストアのほうが大切なので ATOK 切ります、みたいな意味のわからない比較はあんまりしたくない。今ぐらいが限界かなぁ、とは思っている。