JAWS DAYS 2016に行ってきた

昨年に続き。

JAWS DAYS 2015でAWS童貞捨ててきた · the world as code

昨年JAWS DAYSのハンズオンでAWSアカウント作ったので、これでAWS歴丸1年。それにしては自分の力がしょっぱすぎて嫌になる。もっと活用したい。ただ今回「わからない」というセッションはなかったので(技術メインじゃないセッションをいくつか入れてたのは置いておいて)、それなりに知識はついているのかなぁという実感はできた。

サーバーレスアーキテクチャ、クラウドネイティブという言葉が極めて一般的になったなというのが今回の感想。事例を聞いていてもEC2並べてなんかやりますというのは当然ながらほとんどなくて、だいたいがLambda、Kinesis、API GatewayといったAWSリソースを繋ぎ合わせることでアーキテクチャを作り出している。もう従来的な言葉で言う「インフラ」というものは存在しなくなってしまった。VMwareやXenの時代というのか、あくまでサーバーという実体は変わらず、それの扱い方が変わるというだけの変化だったが、AWSがもたらしているのはサーバーそのものの消失。システムのアーキテクチャ自体の転換。何度かブログ内でも繰り返しているが、この全く新しい領域で勝負するにあたっては、アプリエンジニアもインフラエンジニアも関係ない。こういった状況下で自分が勝負できるとしたら、Opsになるのかなと思う。これまでインフラ屋が担ってきたOpsのスキルを、AWSへ適用していく。もちろん、コードをもっと書けるようにならなくてはならないといった、本来的な問題もあるが。

また今回全体を通して「コミュニティへの参画」というのが強調されていたようにも思う。最初のJAWS-UG代表である今春氏のセッションでも、Increments及川氏のセッションでも、社外のコミュニティに参加することの意義が説かれた。自分はお世辞にも積極参加ができているとは言いがたい状態なので、とても耳が痛い。

参加セッション

JAWS-UGこれまでとこれから(キーノート)

AMIMOTO × サーバーレスアーキテクチャ

外よりも中からの攻撃・事故がヤバイ、今やるべきクラウドセキュリティ対策

[Deep Dive] AWS IoT

金融クラウド&FINTECH最新動向 ~AWSで金融のイノベーション!

エンジニアのキャリアとアウトプットを意識した成長戦略